京都でマンスリーマンションを探す時、間取りはこのポイントを考えて
マンスリーマンションは、1年前後居住を境に、それより短期間の住まいとして使う方が多いと書きましたが、それを具体的に反映しているのが間取りです。1R(ワンルーム)とか1K、1LDKタイプがほとんどで、それ以上の大きさの2LDKは少数です。
1Rとは玄関をあければ見渡せる間取り
1Rは、1部屋のみに住む間取りです。玄関を開ければ部屋の隅々まで見わたせる間取りが多く、キッチンと居住空間の間にドアなど仕切りがありません。実際の広さの割に広々感があるのが特徴です。玄関と部屋の間にカーテンなどで、仕切りのある1Rもあります。
一方、1Kは、キッチンと生活空間に仕切りがあることで違いがあります。この仕切りはドアや引き戸を指し、床素材がキッチンと異なり、キッチンとしての独立性が強い状態にしている部屋もあります。アコーディオンカーテンやロールカーテンなど、建築後につけることのできる仕切りでは1Kとは認められず、これは1Rになります。
1LDK、2LDKはお分かりだと思いますが、家族居住タイプはこちらです。
実際に物件を見るのが一番ですが、実はマンスリーでは、基本、入居前に部屋を見ることができない場合が多いのが難点です。
基本、入居前に部屋をチェックできないのがマンスリー
入居前に部屋を見ることができないのは、その時点では、入居者がまだ住んでいることが多いからです。入居前清掃のかねあいもあります。シンプルに「マンスリーマンションの場合は内見なし」としている会社もあり、逆に最近では「部屋が空いている場合に限り、内見できる」としている会社もあります。
案外、仕切りの有無は住み心地に影響します
仕切りのある1Kと、仕切りのない1Rでは、結構な違いがあります。案外見落とすのが部屋の面積です。1Rで書かれている面積は1部屋なので広く感じるのですが、全ての内部空間の面積になるので、キッチン部分など内のりの全てを含みます。一方、1Kの場合の面積は、キッチンに使っていない部屋部分の面積です。この差が、実際に住む時に影響して来ます。
1K、1R共に一人暮らしマンションとして使うことが多く「狭くてものびのび」生活できます。特に1Kはエアコン1台あればキッチン部分も夏涼しく、冬暖かい場所になりので、料理環境としても良いかもしれません。一方、1Kはキッチンや冷蔵庫の匂いが部屋に来にくいので、匂いの気になる人にはおすすめです。